卓上プレスに付属しているゲージについて教えてください。
油圧式のゲージだと圧力表示だけで、出力表示されないのではないですか?
出力に換算するのが面倒なのですが。
A. | 弊社では、アナログゲージ、デジタルゲージの2種類ご用意しております。アナログゲージは、圧力(MPa)と出力(kN)が併記されていますので一目で出力値がわかります。デジタルゲージは、電池駆動と外部電源駆動の2種類あり、kN表示にしています。 |
「面圧計算して加圧力を決定する」と言いますが、どういうことなのか教えてください。
A. | 円柱の成形品の場合、その面積を求めます。例えば直径40mmとすると、その面積は(2cmx2cmx3.14)12.56cm2になります。面圧 100Mpaをかけたいとすると、必要なシリンダー出力は、12.56(cm2)x100(MPa)÷10(係数)=125.6(kN)となります。 |
ポンプ吐出口の出力表示が実際のプレス力と合っているかどうか不安なのですが、何か良い方法はありませんか?
A. | 弊社では薄型のロードセルをご用意しております。±1%の精度でデジタル計測でき、ピークホールド機能もあるので材料曲げ試験などにも使えます。 【油圧式ロードセルのページへ】 |
設置場所の問題があるため、小型で静かなプレス機はありませんか?
A. | 弊社のプレス機は超高圧油圧ポンプを使用しているため、低圧ポンプ式のプレス機に比べて格段に小型・低騒音化を実現しています。 |
焼成後に成形品が割れたり歪んだりする問題が発生しています。良い方法はありませんか?
A. | 成形品に密度ムラがある場合に発生することがあります。プレス成形時に均ーな加圧を施す必要があります。弊社では上下両軸成形ができ、また、専用金型を使用すれば仮成形などの作業の煩わしさの必要がない、ユニークなプレス機を取り扱っています。
【プッシュバックプレス/ハイセットプレス/粉末成形金型のページへ】 また、CIP(冷間等方圧プレス機)を用いて成形品を全方向から均一に加圧することにより、一層成形品の均質化が図れます。 【CIP成型機のページヘ】 |
上部から加圧成形しても下側がうまく固まっていないことがあります。加圧力不足なのでしょうか?
A. | 粉末成形は一方向からの加圧では密度が均一にならず、割れやひずみが発生することがあります。密度を均一にするために、上下両軸から加圧できるプレスをお奨めします。
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